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2023.03.16
藤沢市藤澤浮世絵館展示「蔦屋版東海道と追分道の文化 広重〈視角〉の追求「橋、渡し、追分」」のお知らせ
藤澤浮世絵館では、下記の日程で、「蔦屋版東海道と追分道の文化 広重〈視角〉の追求「橋、渡し、追分」」を開催します。
会期:2023年3月7日(火)~4月23日(日)
開館時間:10時00分~19時00分(入館は18時30分まで)
休館日:毎週月曜日 (祝日、振替休日の場合は翌平日)
場所:神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2ココテラス湘南7階
入館料:無料
歌川広重(うたがわひろしげ)は、有名な「東海道五拾三次之内」(通称:保永堂版東海道)以外に20以上の東海道シリーズを描きました。その趣向は各シリーズで異なり、宿場を表現する視点は多様です。本展では、広重が「東海道 五十三次之内」(通称:蔦屋版東海道)で描く、〈視点〉を変えて描いた東海道をご覧いただけます。
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2023.03.14
講演会「地誌に描かれた地域 ー藤沢地域を中心にー」
講師:吉岡 孝 氏(國學院大學文学部教授)
日にち:3月25日(土)
時間:午後2時~3時30分
場所:藤沢市役所本庁舎5階 5-1会議室
定員:60人(申込先着順)
参加費:無料
受付:電話またはFAX、Eメールにイベント名、氏名、電話番号を書いて藤澤浮世絵館へ
TEL:0466-33-0111
Eメール:fj-ukiyoe@city.fujisawa.lg.jp
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2023.03.07
郷土歴史課企画展示「『モノクロ絵巻』の世界」
今回展示するのは、本市が所蔵する大正末期から昭和初期に製作されたモノクロ・コロタイプ版絵巻の複製品です。コロタイプとは、フランスで発明され、明治時代に日本に入った印刷技術で、現在普及している網点(ドット)の連続によるオフセット印刷と違って、連続した色彩階調による印刷技術です。実物の忠実な表現方法として、絵画類の複製に用いられますが、その分、製作コストは高く、当時はまだカラー・コロタイプ印刷は普及に至りませんでした。
なかでも注目されるのは、室町時代の秋の行事風景を描いた「祭礼草子絵」(国・重文。尊経閣文庫蔵)で、数ある絵巻物全集の類には取り上げられていません。そのため、今回展示する複製でのみ、その全体を見ることができる貴重な機会です。また、平治の乱(1160)を描いた平治物語絵詞の六波羅行幸の場面は、切手にも採用された有名な場面です。
※この展示は、前期と後期で展示替えを行います。各会期の展示予定作品は、次のとおりです。
<前期>3月7日(火)から4月9日(日)
①祭礼絵草紙 前半前期と後期で全体展示 重要文化財 室町時代
②石山寺縁起絵巻 第一巻 石山寺(滋賀県)の創建 重要文化財
③西行物語絵巻 徳川家本 西行出家の場 重要文化財 鎌倉時代
④西行物語絵巻 大原家本 歳末風景のなかの西行 重要文化財 鎌倉時代
⑤平治物語絵詞 六波羅行幸の巻(二条天皇の平清盛邸移遷) 鎌倉時代 国宝
<後期>4月11日(火)から5月7日(日)
①祭礼絵草紙 後半・・前期と後期で全体展示 重要文化財 室町時代
②石山寺縁起絵巻 第五巻 女性の石山寺参詣 重要文化財
③男衾(おぶすま)三郎絵詞 関東の兄弟武士の物語。教科書でお馴染みの武士の館と戦いに備える武士たち 重要文化財 鎌倉時代
④長谷雄(はせお)草紙 平安期の官人紀長谷雄の物語。鬼との双六の場面 重要文化財 鎌倉~南北朝時代
⑤平治物語絵詞 三条殿夜討の巻(後白河上皇御所の襲撃)
会 場:市民ギャラリー常設展示室<ODAKYU湘南GATE6階>
会 期:前期 3月7日(火)から4月9日(日)
後期 4月11日(火)から5月7日(日)
開館時間:平日10:00~20:00
土・日・祝10:00~18:00
休 室 日:2023年3月13日(月)、4月10日(月)
<来館される方へのお願い>
・体調がすぐれない方、発熱、息苦しさ、咳などの症状がある方は、来室をご遠慮ください。
・長時間の滞在はお控えください。
・来室前に検温をお願いいたします。
・マスクの着用にご協力ください。
・適切な距離(ソーシャルディスタンス)を保ってご覧ください。
・入室時に手指消毒をお願いいたします。
・少人数でご来室ください。
・混雑時の入室はお避けください。
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