Fujisawa Net Museum

江の島天王祭

江の島の天王祭(てんのうさい)は、江島神社の境内社(けいだいしゃ)である八坂神社(やさかじんじゃ)の祭礼です。毎年7月14日に近い土日に行われています。江の島の八坂神社の御神体は、もとは対岸の腰越の小動(こゆるぎ)神社の御神体でした。ある時嵐で流され海底に沈んでいたところ、江の島の大海士(ダイカイシ:男の潜水漁師)が拾い上げたという伝えがあります。祭りでは、御神輿が海に入り、言い伝えを再現します。腰越の神社から迎えが来て、2基の御神輿が並んで腰越の町を練り歩く、行きあい祭となっていることも特徴です。さらに、天王祭のお囃子は、チャルメラや三味線、つづみなどが加わった、全国的にも特異なお囃子として有名です。(平成27年度作品/6分)

Page Top