資料番号 | 10057 |
資料名 | 新板浮絵 江島兒ヶ淵
(しんばんうきええのしまちごがふち) |
分類 | その他 |
作者 | 歌川 豊春 ![]() |
時代 | 江戸 |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 江の島 |
解説 | |
大判横1枚 縦24.0 横37.0 製作時期:不明。板元:芝明神前、和泉屋市兵衛 正月にちなんで、日の出、恵比寿、鯛という目出たい図柄で構成したものですが、板元の印を後から入れたという疑問が残り、色も墨ではなく青っぽいことが気になるところです。 |
歌川 豊春 (うたがわ・とよはる)
享保20年~文化11年1月12日(1735~1858)。歌川氏、名は昌樹、俗称但島屋庄次郎、のち新右衛門。鳥山石燕門人といわれ、作画期は明和5年頃から没年まで(1768-1814年)。豊春の他、一龍斎、潜龍斎、松爾楼と号しています。初め石川豊信風の美人画を描いていましたが、風景画に長じて一家となし、歌川派の祖といわれます。明和末から安永期にかけて浮絵を多く制作し、特に正確な遠近法表現を用いた外国風景画は著名です。門人には初代豊国、豊広などがいます。