資料番号 | 10067 |
資料名 | 山海名産盡 相模ノ堅魚
(さんかいめいさんづくしさがみのかつお) |
分類 | 七里ヶ浜から遠景に江の島を描いた作品 |
作者 | 歌川 国芳 ![]() |
時代 | 江戸 |
時代詳細 | 文政年間(1818-1830) |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 江の島 |
解説 | |
大判縦1枚 縦38.4 横26.4 制作時期:文政末頃 物産をテーマとした一枚絵の組物として早い時期のものです。国芳の晩年の嘉永期に制作されたものに「山海愛度図会」のシリーズがありますが、国芳はここでも相模は堅魚(かつお)を採用し、「山海目出たい図会くせが直したい相州鰹魚釣」としています。 |
歌川 国芳 (うたがわ・くによし)
寛政9年11月15日~文久元年3月5日(1797~1861)。江戸日本橋染物屋の生まれで、幼名芳三郎、俗称孫三郎。初代豊国の門人で柴田是真、勝川春亭にも学んでいます。作画期は文化9年頃から万延元年(1812-1860年)で画号は国芳の他、一勇斎(文政初期~万延元年)、採芳舎(文政中期)、朝桜楼(天保元年~万延元年)、雲谷仙真などがあります。文政末年、水滸伝豪傑錦絵シリーズで人気を得、武者絵、洋風風景画を得意とします。門人は芳虎、芳艶、芳幾、芳年など多数います。