資料番号 | 70055 |
資料名 | 景勝の長崎
(けいしょうのながさき) |
作者 | 吉田 初三郎 ![]() |
時代 | 昭和 |
時代詳細 | 昭和9年(1934) |
場所 | 長崎県 |
解説 | |
制作 1934年 長崎市観光誘致協会、長崎市観光協会 長崎港を中心に描かれた観光地図です。手前の造船施設や湾に浮かぶ船の姿など、(長崎が)原爆被害を受ける以前の様相を伝える貴重な資料です。 立神(たてがみ)の海岸にある立派なドッグが描かれている場所には、現在も変わらず三菱重工(みつびしじゅうこう)の造船所があります。 |
吉田 初三郎 (よしだ はつさぶろう)
明治17年(1884年)京都生まれ。昭和30年(1955年)没。若くして友禅図案師に奉公しましたが、日露戦争従軍後、鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)の元で洋画家を志します。その後鳥瞰図作成に方向転換し、日本中の名所図会を描くことを決意します。観光ブームもあり、「大正の広重」と呼ばれました。