資料名 | 新版東海道五十三次行列双六
(しんばんとうかいどうごじゅうさんつぎぎょうれつすごろく) |
作者 | 歌川貞秀(橋本 貞秀) ![]() |
時代 | 江戸 |
時代詳細 | 慶応元年(1865) |
解説 | |
将軍家茂による上洛の二年後に作られた作品で、東海道の道のりが一つの画面に収められた双六です。旗の立っている場所が行列の通っている目印となっています。 七番目のマスである藤沢宿には旅籠と思われる建物が立ち並でいます。その左上の江の島には、島入り口の鳥居や江戸時代には存在していた三重塔といった、細部に至る描写がみられます。 |
歌川貞秀(橋本 貞秀) (うたがわ さだひで(はしもと さだひで))
文化4年~没年不明(1807~)。橋本氏、名は兼次郎。初代国貞の門人で作画期は文政9年から明治8年頃まで(1826-1875年)、画号には貞秀、玉蘭斎、五雲斎、玉翁などがあります。慶応2年パリの万国博覧会の出品し浮世絵師の総代をつとめ、明治元年の絵師番付では1位となります。