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資料名 東海道遊歴双六 
(とうかいどうゆうれきすごろく)
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 嘉永5年(1852)
解説
版元:恵比寿屋庄七(えびすやしょうしち)
 日本橋を振り出し、京都が上がりとなっています。東海道五十三次の宿場以外をまわるルートがあり、四ツ谷追分(おいわけ)などといった地点もマスの対象とされていて、神奈川宿の新町から杉田・金沢・鎌倉・江の島を経て藤沢宿へ戻るといったルートがあります。
 藤沢宿の名物は「砂糖漬(さとうづけ)」とあります。これは江戸時代からあり、現在も和菓子屋を続けている有名なお土産でした 。藤沢の隣のマス「四ツ谷追分(おいわけ)」には、今も残る「大山道」の道標や、大山に奉納する木太刀や、奉納の酒や大山でいただいた神水を運ぶための「御神酒枠(おみきわく)」をかついだ大山詣での姿が描かれています。

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