資料番号 | 90009 |
資料名 | 絹本著色一遍上人絵伝
(けんぽんちゃくしょく・いっぺんしょうにんえでん) |
分類 | 国宝(絵画) |
時代 | 鎌倉 |
時代詳細 | 1299 |
形態・用途 | 書画・絵巻 |
場所 | 西富 |
解説 | |
昭和27年(1952)3月29日指定/各巻縦38.2㎝/原本にある通り「一遍聖絵」(いっぺんひじりえ)の名で知られています。時宗の宗祖・一遍の生涯をまとめた全12巻、48段の絵巻物です。起草者は一遍の弟と伝える聖戒、4人の公家が詞書(文章)を清書し、円伊を中心とした絵師が絵を担当して正安元年(1299)に完成しました。一遍は念仏の修行・布教のために全国を遊行しており、全巻を通して鎌倉時代の各地の情景が描かれています。絵は、全体的に見て一遍の行動だけでなく、その場面をとりまく風景が重視され、現実感あふれる画面構成となっています。我が国美術史上の傑作として名高いもので国宝に指定されています。所有管理者:清浄光寺(遊行寺) | |
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