資料番号 | 90018 |
資料名 | 絹本著色二祖他阿真教像
(けんぽんちゃくしょく・にそたあしんきょうぞう) |
分類 | 市指定重要文化財(絵画) |
時代 | 室町 |
形態・用途 | 書画・肖像画 |
場所 | 西富 |
解説 | |
平成8年(1996)3月1日指定/縦90.0㎝、横38.5㎝/一遍の跡をうけ遊行を続けた時宗二祖・他阿真教の肖像画です。室町時代の作と推定されています。素足で上畳の上に立ち合掌する姿で、ねずみ色の衾(ふすま・防寒用具)をはおっています。肉身は肉色に塗り、極めて細い墨線でくくり、口に淡く朱をさし、衣紋線も墨の細線を使用して、上畳は緑青、縁は白に墨の描き消しで花文を表しています。全国的には、類似の像容が何本か存在しますが、面貌にやや損傷があるものの、一時代の作風を伝える真教像の善本といえます。所有管理者:清浄光寺(遊行寺) | |
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