資料番号 | 90029 |
資料名 | 木造日光・月光菩薩立像
(もくぞうにっこう・がっこうぼさつりゅうぞう) |
分類 | 市指定重要文化財(彫刻) |
時代 | 鎌倉 |
形態・用途 | 木造・仏像や神像 |
場所 | 城南 |
解説 | |
平成29年(2017)2月1日指定/養命寺の本尊仏で国指定重要文化財の薬師如来坐像の脇侍仏です。量感のある造形や写実的な衣文表現など、鎌倉時代前期の運慶派の流れを受けています。中尊の薬師如来坐像は東国における初期運慶派の作例と位置づけられる像で、脇侍菩薩として両像の作風はそれに相応しいものです。制作時期は、運慶派系作例との比較から、薬師如来坐像の造られた建久8年(1197)よりやや後で、十三世紀半ばの作品と考えられますが、日光菩薩像の顔は十四世紀半ばに補修されたと推測されます。 寄木造、玉眼、漆塗り。像高は日光菩薩立像105.9㎝、月光菩薩立像106.2㎝。所有管理者:養命寺 | |
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