資料番号 | 90041 |
資料名 | 増壹阿鋡経 巻第三十六
(ぞういつあごんきょう・まきだい36) |
分類 | 市指定重要文化財(書跡) |
時代 | 奈良 |
時代詳細 | 758 |
形態・用途 | 文書・書跡や摺物 |
場所 | 西富 |
解説 | |
平成8年(1996)3月1日指定/縦27.6㎝/天平宝字2年(758)4月21日勘経(経のつき合わせ)・対読(読み合わせ)、翌年12月16日書写の奥書がある古写経で市内現存最古の史料です。巻首端裏・奥題下の2ヵ所に、隷書体で無郭の朱印「善光」が押されていることから、「善光朱印経」とも呼ばれています。奥書に用紙数18とありますが、現存するのは8枚で、第8紙から第17紙が失われています。全体的に保存状態は良く、勘経・書写・校正・装丁に至る制作についての奥書は貴重です。「善光朱印経」は奈良後期に行われた写経事業の遺巻で、本巻を含め全国で32巻が確認されています。所有管理者:清浄光寺(遊行寺) | |
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