資料番号 | 90082 |
資料名 | 藤沢敵御方供養塔
(ふじさわ・てきみかたくようとう) |
分類 | 国指定重要文化財(史跡) |
時代 | 室町 |
時代詳細 | 1416 |
形態・用途 | 石造・供養塔 |
場所 | 西富 |
解説 | |
大正15年(1926)10月20日指定/板碑型、尖頭角柱石塔、総高126.5㎝、幅28.2㎝/「南無阿弥陀仏」の6文字が大きく刻まれています。応永23年(1416)、鎌倉を中心に足利持氏打倒のため上杉禅秀の乱が起こり、多数の将兵・軍馬が血に染まりました。この石塔は、乱の鎮定後、三回忌にあたる応永25年(1418)に遊行14代太空上人が建てた供養塔です。この兵乱で落命した「敵御方」の人畜亡魂がことごとく浄土往生するよう、この塔婆の前を通り過ぎる僧俗は十念(南無阿弥陀仏を10回唱える)をしてほしい、と刻まれています。所在・所管:西富・清浄光寺(遊行寺) | |
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