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資料名 小倉擬百人一首 大中臣能宣朝臣
(おぐらなぞらえひゃくにんいっしゅ おおなかとみのよしのぶあそん)
作者 歌川 国芳 詳細
時代 江戸
時代詳細 弘化4年-嘉永5年(1843-52)
解説
歌舞伎では提灯(ちょうちん)が燃え、その中からお岩(いわ)の亡霊が現れるという趣向ですが、本作では破れた提灯がお岩さんの顔に、その下の焚き火から立ち上る煙が髪に見立てられています。壊れた岩壁から見える瓜と葉が顔のように見えたり、簾(すだれ)も蛇のように描かれたりと不気味な雰囲気が漂います。また画中の文章から、本作では四谷怪談が藤沢の四谷で起こったものとして描かれていることがわかります。

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