資料詳細

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資料名 題名不詳(『青砥稿花紅彩画』より白浪五人男)
(だいめいふしょう あおとぞうしはなのにしきえ しらなみごにんおとこ)
作者 落合 芳幾 詳細
時代 江戸
時代詳細 文久2年(1862)
解説
弁天(べんてん)小僧(こぞう)、日本(にっぽん)駄右衛門(だえもん)、南郷(なんごう)力丸(りきまる)の三人が浜(はま)松屋(まつや)の主人幸兵衛(こうべえ)を囲んでおり、床には「千両」という大金が置かれています。弁天小僧と南郷力丸が一度は浜松屋から引き上げた後、日本駄右衛門の手引きで再び浜松屋に押し入り、有り金全てを奪い取ろうとする「蔵前(くらまえ)」の場面を描いています。
女性物の艶やかな着物を着崩し、片手に盃(さかずき)を持ちながら腰掛ける弁天小僧の姿は、まさに粋な盗賊といった様子です。

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