資料詳細

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資料名 東海道五拾三次 原(狂歌入東海道)
(とうかいどうごじゅうさんつぎ はら(きょうかいりとうかいどう))
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 天保11年頃(1840)
解説
狂歌
数寿垣 
けふいくか 足よ腰よと あゆみ来て 見あぐるはらの 不二の大さ

原宿のはずれにある茶屋から富士山を見た風景です。画面の上半分を占めるほど富士山が大きく、枠外に突き出して描かれています。また、山肌の色の濃淡や、富士山頂を取り巻くような雲と、ふもとに広がるように描かれた雲によって、より富士山の大きさが強調されています。
この画のように、広重が描く東海道作品において、原宿の場面の多くは、富士山頂を枠外に突き出す形で描かれています。

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