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資料名 東海道五拾三次 藤枝(狂歌入り東海道)
(とうかいどうごじゅうさんつぎ ふじえだ (きょうかいりとうかいどう))
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 天保11年頃(1840)
解説
狂歌
清室真寿美
口なしの 色をばよそに かしましく あきなふ妹(いも)が 瀬戸の染飯(そめいい)
藤枝宿の西側に位置する瀬戸川(せとがわ)を、旅人たちが人足に背負われて渡る様子が描かれています。
狂歌にある染飯(そめいい)とは、瀬戸川ちかくの茶屋の名物で、炊いた餅米をクチナシで黄色く染めてすりつぶし、小判型に薄くのばして乾燥させ、蒸したものです。

このシリーズは図柄の中に狂歌が1首づつ折り込まれているために俗に「狂歌入東海道」と呼ばれています。

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