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資料名 三代目大谷廣次の早野勘平 初代中村松江の女房おかる
(さんだいめおおたにひろじのはやのかんぺい しょだいなかむらまつえのにょぼうおかる)
作者 一筆斎文調 詳細
時代 江戸
時代詳細 明和年間(1764-1770)
解説
 早野勘平と恋人のお軽は、『仮名手本忠臣蔵』に登場する人物で、本図は、天保4年(1833)に初演され、現在は四段目の後に上演される舞踊劇『道行(みちゆき)旅路(たびじ)の花聟(はなむこ)』の一場面です。勘平の主人の大事に駆け付けられず、取返しのつかない事態から、二人は駆け落ちを決行します。
本図は大判浮世絵とは異なり、「細判(ほそばん)」と呼ばれる大きさで、明和から寛政期の役者絵に多く用いられているのが特徴です。作者の一筆(いっぴつ)斎(さい)文調(ぶんちょう)(生没年不詳)は、明和後期(1764-72)に役者絵に似顔を取り入れ始めた絵師の一人で、役者絵の変化期の中で、重要な人物として知られています。

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