資料名 | 双筆五十三次 加奈川
(そうひつごじゅうさんつぎ かながわ) |
作者 | 歌川国貞(三代豊国)/歌川広重 ![]() |
時代 | 江戸 |
時代詳細 | 安政元年(1854) |
解説 | |
右側の人は女性のような身なりをしていますが男性です。口の周りには髭の剃り跡があります。これは戸塚の八坂神社(やさかじんじゃ)に伝わる「お札まき」参考にしていると考えられています。「お札まき」は氏子の男性が女装をして、踊りながらお札をまく行事です。 コマ絵に描かれているのは神奈川宿から横浜の本牧の方を眺めた風景です。画面中央の奥まった部分に見える黒くなった陸地が三浦半島であると考えられます。 |