資料名 | 大日本名将鑑 源頼朝
(だいにほんめいしょうかがみ みなもとのよりとも) |
作者 | 月岡 芳年 ![]() |
時代 | 明治 |
時代詳細 | 明治11~15年頃(1878-1882) |
解説 | |
月岡芳年の「大日本名将鑑」は明治初期に刊行された全51点の浮世絵からなるシリーズ物です。神話時代から江戸時代初期までの、将軍・英雄・戦国大名などの「名将」が描かれています。 この作品には、源頼朝が由比ガ浜で千羽の鶴を解き放ったとされる放生会の場面が描かれています。 |
月岡 芳年 (つきおか・よしとし)
天保10年3月17日~明治25年6月9日(1839~1892)。本姓吉岡氏、のちに月岡を名乗る。俗称米次郎。国芳の門人で菊池容斎にも私淑します。作画期は嘉永末から没年までで(1848-1854年)画号には玉桜、玉桜楼、魁斎、一魁斎、咀華亭などがあります。国芳の武者絵の画風を受け継ぎ、怪奇画、歴史画を得意とします。時代風潮を反映した作品が多く、小林清親とともに明治の浮世絵師の双壁と称せられています。