| 資料名 | 東京高輪海岸蒸気車鉄道図
（とうきょうたかなわかいがんじょうきしゃてつどうず） |
| 作者 | 三代 歌川 広重（重政）  |
| 時代 | 明治 |
| 時代詳細 | 明治４年（1871） |
| 解説 | |
| 明治5年（1872）に新橋－横浜間で開通された鉄道のうち、新橋－品川間では、陸地ではなく高輪の海上に堤防を築き、その上を鉄道が通っていました。 この作品の発行は鉄道が開通する前年であるので、画中に描かれている蒸気機関車なども絵師の想像で描かれたものと思われます。 |
|
三代 歌川 広重（重政） (さんだい うたがわ・ひろしげ（しげまさ）)
天保13年～明治27年(1842～1894)。後藤氏、俗称安藤徳兵衛。父は深川の船大工。初代広重の門人で重政・一笑庵を名乗ります。慶応3年(1867)、広重の娘へ婿入りし二代広重を称しますが、実は三代目にあたります。画名は一立斎を称します。作画期は明治前期で、文明開化の文物を多く描いています。
