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五十三次名所図会 七 藤沢(竪絵東海道)
資料番号 10269
資料名 五十三次名所図会 七 藤沢 南湖の松原左り不二(竪絵東海道)
(ごじゅうさんつぎめいしょずえ ふじさわ なんごのまつばらひだりふじ (たてえとうかいどう))
分類 藤沢宿名所(江の島・遊行寺・四ッ谷・南湖)
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 製作時期:安政2年(1855)
形態・用途 書画
場所 藤沢
解説
大判縦1枚
。板元:蔦屋吉蔵(つたやきちぞう)

竪(たて)絵(え)では、南湖(なんご)(画中は南期と表記)の松林と、富士山の景色が描かれています。ここから見える富士山は、東海道の左手に見えるため「左(ひだり)富士(ふじ)」と呼ばれ、南湖と吉(よし)原宿(わらしゅく)の二ヶ所のみで見ることの出来る希少な景色でした。

このシリーズが竪型版であるため、一般に竪絵東海道(たてえとうかいどう)と呼ばれ、広重晩年(59才)の作品です。この名所図会シリーズではほとんどの宿場が鳥瞰図(ちょうかんず)(訳注:鳥の目線(空から眺めた)ように描く方法)で描かれ、町並み等に遠近法を用い、この画は表題にもあるように東海道の南湖(現・茅ヶ崎市)の松並木の風景を描いています。南湖は藤沢宿と平塚宿の間の立場(宿場と宿場の間の休憩場所)のあったところで、京都に向かっていく道中で富士山が左に見える「左富士」の名所の一つでもありました。(訳注:東海道を京都に向かう際は基本的に右側に富士山が見えるため、珍しい場所とされます。)現在でも鳥井土橋(とりいどばし)から、きれいな「左富士」(ひだりふじ)を見ることができます。
関連資料 五十三次名所図会 詳細

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