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五十三次名所図会 十三 沼津(竪絵東海道)
資料番号 10274
資料名 五十三次名所図会 十三 沼津 足柄山不二雪晴(竪絵東海道)
(ごじゅうさんつぎめいしょずえ じゅうさん ぬまづ あしがらやまふじゆきばれ(たてえとうかいどう))
分類 藤沢宿名所(江の島・遊行寺・四ッ谷・南湖)
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 沼津
解説
大判縦1枚 縦35.3 横24.0
製作時期:安政2年(1855)。板元:蔦屋吉蔵

 足柄山(あしがらやま)とは通称で、金時山(きんときやま)の足柄山地を指します。足柄山の左向こうに富士山が見えます。下から黄色、水色、紺色と移り行く空と、白一色の雪景色によって静けさが感じられます。

このシリーズが竪(たて)型版であるため、一般に竪絵(たてえ)東海道と呼ばれ、広重晩年(59才)の作品です。広重の東海道ものは大体において、横型の風景画が多いなかで、竪型物もいくつかあります。この名所図会シリーズではほとんどの宿が鳥瞰図で描かれ、町並み等に遠近法を用い、横判では見られない雰囲気をかもし出しています。
関連資料 五十三次名所図会 詳細

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