資料詳細

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五十三次名所図会 廿九 見附(竪絵東海道)
資料番号 10290
資料名 五十三次名所図会 二十九 見附 天龍川舟渡し(竪絵東海道)
(ごじゅうさんつぎめいしょずえ にじゅうく みつけ てんりゅうがわふなわたし(たてえとうかいどう))
分類 藤沢宿名所(江の島・遊行寺・四ッ谷・南湖)
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 安政2年(1855) 
形態・用途 書画
場所 見附
解説
大判縦1枚 縦35.3 横24.0
製作時期:安政2年(1855)。板元:蔦屋吉蔵

 天竜川(天龍川)を見附宿側から見た景色を鳥瞰的に描いています。人々が天竜川を渡し舟で渡る様子もみえます。画面奥にあたる川の向こう岸が、京から日本橋までの中間地点と言われています。

 このシリーズが竪(たて)型版であるため、一般に竪絵(たてえ)東海道と呼ばれ、広重晩年(59才)の作品です。広重の東海道ものは大体において、横型の風景画が多いなかで、竪型物もいくつかあります。この名所図会シリーズではほとんどの宿が鳥瞰図で描かれ、町並み等に遠近法を用い、横判では見られない雰囲気をかもし出しています。
関連資料 五十三次名所図会 詳細

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