資料詳細

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五十三次名所図会 卅一 舞坂(竪絵東海道)
資料番号 10292
資料名 五十三次名所図会 三十一 舞阪 今切海上舟渡(竪絵東海道)
(ごじゅうさんつぎめいしょずえ さんじゅういち まいさか いまぎれかいじょうふなわたし(たてえとうかいどう))
分類 藤沢宿名所(江の島・遊行寺・四ッ谷・南湖)
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
時代詳細 安政2年(1855) 
形態・用途 書画
場所 舞坂
解説
大判縦1枚 縦35.3 横24.0
製作時期:安政2年(1855)。板元:蔦屋吉蔵

 浜名湖(はまなこ)の東側、舞坂の渡し場近くを描いています。手前に見える杭は波除(なみよけ)と思われます。
画面中央にそびえる小高い山は、実際にはなく、創作で描かれたものです。


このシリーズが竪(たて)型版であるため、一般に竪絵(たてえ)東海道と呼ばれ、広重晩年(59才)の作品です。広重の東海道ものは大体において、横型の風景画が多いなかで、竪型物もいくつかあります。この名所図会シリーズではほとんどの宿が鳥瞰図で描かれ、町並み等に遠近法を用い、横判では見られない雰囲気をかもし出しています。
関連資料 五十三次名所図会 詳細

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