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東海道五拾三次之内 庄野ノ図
資料番号 10380
資料名 東海道五十三次之内 庄野ノ図
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち しょうののず)
分類 江の島一ノ鳥居・大鋸橋付近を描いた作品
作者 歌川 国貞(三代 豊国) 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 庄野
解説
中判縦1枚 縦25.6 横18.3
製作時期:天保10年頃(1839)。板元:佐野喜(佐野屋喜兵衛)

背景の引用元は未詳ですが、画面中央には小さな社がみえ、木の枝には多くのカラスが集まっている様子が描かれています。
社の前の男性二人は、何やら手で合図をしていますが、どうやら右側の駕籠ひきの男性が、左側の旅人に駕籠に乗るよう交渉したものの、断られてしまっているようです。


国貞(三代豊国の前名)描くこの東海道シリーズは、各宿の風景をバックにして前面に立ち姿の美人を描いたもので、全シリーズを通し、バックの風景画は広重の保永堂版東海道に非常によく似ています。
関連資料 五拾三次景色入女画 詳細

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