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東海道五拾三次之内 草津ノ図
資料番号 10387
資料名 東海道五十三次之内 草津ノ図
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち くさつのず)
分類 江の島一ノ鳥居・大鋸橋付近を描いた作品
作者 歌川 国貞(三代 豊国) 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 草津
解説
中判縦1枚 縦25.6 横18.3
製作時期:天保10年頃(1839)。板元:佐野喜(佐野屋喜兵衛)

本図も背景は広重の保永堂版東海道の引用ではなく、『東海道名所図会』巻ノ二より「草津追分」を参考にしていると思われます。
「東海道」「中仙道木曾街(道)」と書かれた追分の標柱の上に猿が乗り、笠をかぶった男性が吠え掛かる犬を追い払おうとしています。
手前の女性は、着物を頭から被る被衣(かつぎ)の装いです。江戸では、江戸中期頃に禁止されましたが、上方ではこの風習がしばらく残っていたようで、江戸の人々にとって被衣といえば上方というイメージが定着しており、他の浮世絵作品にも描かれています。

国貞(三代豊国の前名)描くこの東海道シリーズは、各宿の風景をバックにして前面に立ち姿の美人を描いたもので、全シリーズを通し、バックの風景画は広重の保永堂版東海道に非常によく似ています。
関連資料 五拾三次景色入女画 詳細

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