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東海道五拾三次之内 大津ノ図
資料番号 10388
資料名 東海道五十三次之内 大津ノ図
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち おおつのず)
分類 江の島一ノ鳥居・大鋸橋付近を描いた作品
作者 歌川 国貞(三代 豊国) 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 大津
解説
中判縦1枚 縦25.6 横18.3
製作時期:天保10年頃(1839)。板元:佐野喜(佐野屋喜兵衛)

本図も背景は広重の保永堂版東海道の引用ではなく、『東海道名所図会』巻ノ一より「大津絵はむかしここに土佐の又平棲(すみ)て書き初めしより…」を参考にしていると思われます。
大津の名産として知られる大津絵の「鬼の寒念仏」が描かれた店の看板が目をひきます。
店先で大津絵を摺って売っているようすが描かれています。店先では、珍しそうに店をのぞき込む旅人や、絵をひろげて何やら話をしている旅人の姿も見えます。
手前の女性は、立浪に水車紋様という華やかな打掛を羽織り、虚無僧下駄(こむそうげた)と呼ばれる黒塗りの駒下駄を履いており、その装いから大津宿にあった遊郭の遊女を描いたと思われます。

国貞(三代豊国の前名)描くこの東海道シリーズは、各宿の風景をバックにして前面に立ち姿の美人を描いたもので、全シリーズを通し、バックの風景画は広重の保永堂版東海道に非常によく似ています。
関連資料 五拾三次景色入女画 詳細

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