資料詳細

一覧へ戻る

東海道 戸塚(上洛東海道)
資料番号 10402
資料名 東海道 戸塚(御上洛東海道)
(とうかいどう とつか(ごじょうらくとうかいどう))
分類 道中風俗を描いた作品
作者 二代 歌川国貞 詳細
時代 江戸
時代詳細 文久3年(1863)
形態・用途 書画
場所 戸塚
解説
大判縦1枚 縦36.5 横24.3
製作時期:文久3年(1863)。板元:越平(越村屋平助)

戸塚には宿から出発しようとする、将軍家茂(いえもち)と思われる人物が描かれています。江戸時代では徳川将軍を描くことはご法度(禁止されていたこと)であったため、本作においても明らかに家茂(いえもち)であるという表記は見られませんが、この人物に当時16歳であった若き将軍の姿が重ねられていることは、当時の人には明らかであったと推察されます。


文久3年(1863)の十四代将軍家茂の上洛を意識して出版された東海道シリーズで「上洛東海道」と言われているものです。このシリーズは、どの作品にも武士の姿や大名行列が描かれています。東海道の宿場だけではなく、街道筋の名所も取り上げているため、150枚を越える膨大な揃い物となっています。描いている絵師も三代歌川豊国、二代広重をはじめ、十数名の当時の売れっ子絵師が分担して描いています
関連資料 上洛東海道 詳細

Page Top