資料番号 | 10453 |
資料名 | 東海道名所之内 南湖
(とうかいどうめいしょのうち なんご) |
分類 | 藤沢宿名所(江の島・遊行寺・四ッ谷・南湖) |
作者 | 河鍋暁斎 ![]() |
時代 | 江戸 |
時代詳細 | 文久3年(1863)。 |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 南湖 |
解説 | |
大判縦1枚 縦35.6 横24.6 板元印なし 上洛東海道シリーズからの一枚で、南湖の風景を描いた作品です。 南湖は現在の茅ヶ崎市南部の海岸に接した地域名ですが、この地域の北端は東海道を含んでおり、ここに立場(宿場間の休憩所)がありました。松並木と、東海道に二か所しかない「左富士」が名所となっています。 |
河鍋暁斎 (かわなべ・ぎょうさい)
天保2年~明治22年(1831~1889)。河鍋氏、幼名周三郎、名は洞郁。周麿とも称しました。一時期、国芳の門下に入りますが、北斎の浮世絵に学び、狩野派にも学んでいます。作画期は嘉永2年~没年(1849-1889年)。狂斎、猩々などと号しました。風狂、奇想の狂画が多い作家ですが、実力は確かで、様々な方面に活躍しました。