資料番号 | 10525 |
資料名 | 東海名所 改正道中記 五 蒸気の待合 神奈川 程ヶ谷迄一り九丁
(とうかいめいしょ かいせいどうちゅうき ご じょうきのまちあい かながわ ほどがやまで いちり きゅうちょう) |
分類 | 江の島一ノ鳥居・大鋸橋付近を描いた作品 |
作者 | 三代 歌川 広重(重政) ![]() |
時代 | 明治 |
時代詳細 | 明治5年(1872) |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 神奈川 |
解説 | |
大判縦1枚 縦34.6 横22.9 製作時期:明治8年。板元:山清(山崎屋清七) 横浜市神奈川区にある青木橋(あおきばし)の景色を描いています。鉄道を跨いで架けられた日本で最初の跨線橋(こせんきょう)の一つです。鉄道開業に際し、この付近の丘を切り通して鉄道を通すことになりましたが、東海道が分断されてしまうため、橋の上を通るかたちで東海道は残されました。現在ある橋は昭和46年(1971)に竣工されたものです。 三代広重描くこのシリーズは、明治前期の東海道各宿駅の風景が華やかな色彩(幕末から明治初期に海外からあざやかな科学顔料が入り使用される)で描かれています。 |
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関連資料 | 東海名所改正道中記 ![]() |
三代 歌川 広重(重政) (さんだい うたがわ・ひろしげ(しげまさ))
天保13年~明治27年(1842~1894)。後藤氏、俗称安藤徳兵衛。父は深川の船大工。初代広重の門人で重政・一笑庵を名乗ります。慶応3年(1867)、広重の娘へ婿入りし二代広重を称しますが、実は三代目にあたります。画名は一立斎を称します。作画期は明治前期で、文明開化の文物を多く描いています。