資料番号 | 10527 |
資料名 | 東海名所 改正道中記 七 戸塚
(とうかいめいしょかいせいどうちゅうき とつか) |
分類 | 江の島一ノ鳥居・大鋸橋付近を描いた作品 |
作者 | 三代 歌川 広重(重政) ![]() |
時代 | 明治 |
時代詳細 | 明治8年(1875) |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 戸塚 |
解説 | |
大判縦1枚 縦34.6 横22.9 製作時期:明治8年。板元:山清(山崎屋清七) 戸塚の大坂(おおさか)から見える景色を描いています。大坂は江戸時代から東海道の難所として知られる急な坂が続いている場所です。洋服を着て馬に乗る男性の姿や、後景にみえる電信柱から明治の景色であることがわかります。 三代広重描くこのシリーズは、明治前期の東海道各宿駅の風景が華やかな色彩(幕末から明治初期に海外からあざやかな科学顔料が入り使用される)で描かれています。 |
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関連資料 | 東海名所改正道中記 ![]() |
三代 歌川 広重(重政) (さんだい うたがわ・ひろしげ(しげまさ))
天保13年~明治27年(1842~1894)。後藤氏、俗称安藤徳兵衛。父は深川の船大工。初代広重の門人で重政・一笑庵を名乗ります。慶応3年(1867)、広重の娘へ婿入りし二代広重を称しますが、実は三代目にあたります。画名は一立斎を称します。作画期は明治前期で、文明開化の文物を多く描いています。