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東海道五十三次内 品川 
資料番号 10582
資料名 東海道五十三次内 品川 
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち しながわ)
分類 藤沢ゆかりの文物・見立を描いた作品
作者 歌川 芳員 詳細
時代 江戸
時代詳細 嘉永6年(1853)
形態・用途 書画
場所 品川
解説
中判横1枚 縦25.4 横18.1
板元:丸蔦

 品川の波止場で踊りを踊っているのを、右側の男性が呆れた様子で見ている図です。左側の男性は、幕末当時、外国人居留地などで流行っていた「チョンキナ踊り(野球拳のようなもの)」を真似ているものでしょうか。着物の柄も合わせてチョンチョンと鳴く雀の模様。
神奈川宿といえば浦島伝説。キツネが浦島太郎に化けたつもり、というところでしょうか。

歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。
関連資料 東海道五十三次内(芳員) 詳細

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