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東海道五十三次内 箱根
資料番号 10591
資料名 東海道五十三次内 箱根
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち はこね)
分類 藤沢ゆかりの文物・見立を描いた作品
作者 歌川 芳員 詳細
時代 江戸
時代詳細 嘉永6年(1853)
形態・用途 書画
場所 箱根
解説
中判横1枚 縦25.4 横18.1
板元:丸蔦

 大磯は仇討ちで有名な曾我兄弟の兄・十郎と恋仲であったとされる虎御前ゆかりの土地です。虎御前は、子が授からなかった長者が祈願すると夢に弁財天が現れて石を残して行き、生まれた子どもと伝えられています。残された石は虎子石(虎御石、虎が石とも)と呼ばれ、十郎が刺客に襲われた時に身代りとなったとのことです。この絵では、虎子石に動物の虎の足としっぽをつけて描かれ、これには道行く人もびっくりです。
 箱根宿ではキツネが馬に乗っかっています。「キツネを馬に乗せたよう」とは、動揺して落ち着かないさま。また、言うことが当てにならず信用できないことのたとえですが、たしかに馬を曳く人は動揺してる様子。箱根の山中、伊豆と相模の両国境でのひとこま。

歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。
関連資料 東海道五十三次内(芳員) 詳細

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