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東海道五十三次内 草津
資料番号 10633
資料名 東海道五十三次内 草津
(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち くさつ)
分類 藤沢ゆかりの文物・見立を描いた作品
作者 歌川 芳員 詳細
時代 江戸
時代詳細 嘉永6年(1853
形態・用途 書画
場所 草津
解説
中判横1枚 縦25.4 横18.1
板元:丸蔦

草津宿(くさつしゅく)の茶店で男性が食べているものは、名物「姥が餅(うばがもち)」。(あんころ餅・餅をあんこで包んだもの)小さなお菓子ですが、二人はたくさん食べたようで、右の男性はおなかいっぱいのようです。
京都(きょうと)の三条大橋(さんじょうおおはし)(東海道の終着地点)に立つ女性は、京都名物の一つ「大原女(おはらめ)」です。手ぬぐい(江戸時代に広く使われた、タオルのような布)を被るなど特徴的な装束(しょうぞく)で、頭に蒔(まき) などを乗せて売り歩きました。


歌川派の多くの浮世絵師が東海道五十三次シリーズを描いていますが、芳員が描いたこのシリーズは、各宿場にまつわる伝説や逸話を面白おかしく紹介しています。全般的に横小判の絵の中にはユーモラスな図柄が多いとも言われます。
関連資料 東海道五十三次内(芳員) 詳細

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