資料番号 | 10024 |
資料名 | 題名不詳(江の島金亀山)
(えのしまきんきざん) |
分類 | 江の島そのものを主題とした作品 |
作者 | 窪 俊満 ![]() |
時代 | 江戸 |
時代詳細 | 文化6年頃(1809 |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 江の島 |
解説 | |
中判摺物1枚 縦19.9 横26.8 板元印なし 狂歌師達が特別な配り物として作成した「摺物」と呼ばれる形式の作品です。波、道、砂、富士の稜線などに空摺り(からずり)を入れ、女性の帯の模様には金泥(きんでい)・銀泥(ぎんでい)を使用するなどの技巧が施されています。 |
窪 俊満 (くぼ・しゅんまん)
宝暦7年~文政3年9月20日(1757~1820)。窪田または窪氏。俗称易兵衛、安兵衛。揖取魚彦に学び、のちに北尾重政の門人となりますが、画風は清長の影響を強く受けています。春満(初号)、俊満、尚左堂などと号し、作画期は安永中期頃から天明年間(1772-1789年)で美人画、特に肉筆画の作品が多く、紅などの華やかな色彩を抑えた“紅ぎらい"の手法も多くみられます。狂歌摺物、版本の作画にも活躍した多才な人です。