資料番号 | 10025 |
資料名 | 優草名所風景
(なとりぐさめいしょふうけい) |
分類 | 七里ヶ浜から遠景に江の島を描いた作品 |
作者 | 二代 喜多川 歌麿 ![]() |
時代 | 江戸 |
形態・用途 | 書画 |
場所 | 江の島 |
解説 | |
大判横1枚 縦25.0 横37.8 制作時期:文化年間(1804~18)頃。板元:山口か 女性2名が伴の男性を連れて江の島詣に来たというよく見られる構図ですが、左手にさざえを売る子どもが描かれているのは珍しい作品です。摺り、色彩とも少し荒れたところがあるので、後摺りではないかと考えられます。また右手、松の背景には桜が咲いており、季節は4月頃であるのを示しています。 |
二代 喜多川 歌麿 (にだい きたがわ・うたまろ)
生没年不明。北川氏、俗称鉄五郎。初め恋川春町につき恋川幸町、二代恋川春町として黄表紙を制作していましたが、初代歌麿の門人となり師没後二代歌麿を名乗ります。他に梅雅堂、春炎晁などの号があり、作画期は文化年間から天保初期(1804-1844年)までです。