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東海道中栗毛彌次馬 桑名
資料番号 10684
資料名 東海道中栗毛彌次馬 桑名
(とうかいどうちゅうくりげやじうま くわな)
分類 道中風俗を描いた作品
作者 落合 芳幾 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 桑名
解説
中判横1枚 縦18.4 横25.0
製作時期:万延元年(1860)。板元:當世屋(品川屋久助)

桑名といえばハマグリが有名です。「その手は桑名の焼(やき)蛤(はまぐり)」(その手は食(く)わないの意)の洒落(しゃれ)言葉も良く知られています。ところが、食い意地のはった喜多さんが、店先で大きなハマグリを選ぶと、その手ごとハマグリに挟まれてしまいます。つまり、「手を食われた」喜多さんでした。

このシリーズは大ヒットした十返舎一九(じっぺんしゃいっく)の『東海道中膝栗毛』を摸して作られています。各宿には弥次さん、北さんが登場し、芳幾が二人のくりひろげる道中模様をユーモラスに描き、魯文が各宿のテーマとなる文章、狂歌一句と二人の会話をおもしろおかしく記しています。
関連資料 東海道中栗毛彌次馬 詳細

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