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歌川広重 相州江之島
資料番号 10041
資料名 相州江之島
(そうしゅうえのしま)
分類 江の島を岩屋側から描いた作品
作者 歌川 広重 詳細
時代 江戸
形態・用途 書画
場所 江の島
解説
中短冊1枚 縦25.3 横12.6
制作時期:天保年間(1830~44)頃。板元印なし
短冊絵の形式で、短冊には大短冊、中短冊、小短冊の三種類があり、これは中短冊にあたります。起源は寛延、宝暦頃といわれ、盛んになるのは享和以降のことです。画題としては花鳥風月が多いようですし、広重は浮世絵師の中で最も多くの短冊絵をつくっています。この作品には漢詩が添えられていて「楽山楽水情末休、清風明月是悠々」とあります。浮世絵というより筆で描く山水画(さんすいが)の形式を踏襲していて、構図としては右手に岩屋に至る江の島の一部を描き、その手前に打ち寄せる大波がアクセントをつくり、遠景の島々ははるかにかすみ、舟の表現と共に水墨画の味わいを画面から感じさせてくれます。

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